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現代は健康意識の高まり、メタボ対策やガソリン価格の高騰などで自転車が見直されています。そこで
自転車に長く安全に乗り続けるためにもメンテナンスの基本ともいえる注油に関する注意箇所を見ておこうと思います。注油といえば、自転車には可動部がたくさんありそのすべてにCRCのような万能型の潤滑剤ですべて済んでしまうように感じるかもしれませんが、それは大間違いです。自転車には回転部分が多いため、ベアリングが何箇所か使われています。そこには、潤滑剤としてのグリスが圧入されている箇所もあり、そこへ粘度の低いCRCのような潤滑剤を吹き付けてしまうと、グリスを溶かし流してしまい、本来の潤滑性能を発揮できなくなってしまうのです。ですから、特に下の赤矢印のところへは注油は避けなければなりません。 |
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ヘッド
応急的な処置でグリスをつけるのは良いとしても、普段は注油はしないで下さい。
ボトムブラケット▶
クランクをスムーズに回転させる為、高熱に耐えられるグリスを注入してあります。
ここへも注油はなしです。
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ペダル
ペダルの中には、ベアリングが入っております。金額にもよりますが、グリスが注入されています。値段の安いものは分解でき
ませんし、高価な物は分解が出来オーバーホールをしてメンテできるものもあります。 |
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前輪ハブ ▶
車輪の軸は高熱に耐えられる
ようにグリスを注入してあります。ゴリゴリなっている場合は、ハブ自体を交換と思ったほうが良いかもしれません。 |
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後輪ハブ ▶
車輪の軸は高熱に耐えられる
ようにグリスを注入してあります。前・後輪のハブにも注油は禁止です。 |
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